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支援することについて考える

栃木県の南に住む友人が被災した。

やりたいことをやろうと思い、思い切って
中古住宅を買い、越して間もなくのことだった。

4Mある家の土手が崩れ、土手を抑えていた塀が崩れ、
隣の家を巻き込みかねない状況だった。
土手が崩れたことにより、家も傾いていてしまった。
奥さんのおなかには、赤ちゃんがいる。

地震の直後、頭はフリーズ。
1日目、どうすることもできず、体育館に避難。
2日目、役場に相談したが、どうにもできなかったとのこと。
3日目、体育館が閉鎖されるということで、役場の片隅に泊めてくれと頼んでも
断られ、そこで気持ちが切り替わったようだった。

誰も助けてくれない。
自分でやるしかない。
彼は、自分で業者にお願いして、家をつぶし、家の土手を直し対応した。
行ったときには、もう更地だった。

動こうと決めたら、協力してくれる人が出てきてきた。
東北の人より、被災は大したことがないのに・・・助けてくれる人もいる。
「やるしかない!!」

そして、自分がしてもらったことを返そう。
できることをしよう!と
今度は石巻に行きボランティアをしてきたということだった。
被災地に行き感じたことをたくさん聞かせてくれた。

さすがだな~!!と思った。
やっぱり彼はすごい!パワーがある!!行動力がある!
かっこいい!!


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話を聞いていたメンバーで、その後、感想を交え話がなされた。

現地に行きたいけれど、行けずもどかしい気持ちや自分ができる
アクションの起こし方の話など・・・

たしかに・・・彼のように早い段階で、決断し、動ける人ばかりではないと思う。
私も行きたいけれど、行けない。それがもどかしい。だから気持ちもわかる。
でも、現地に行くことだけが大切なわけではないと思う。
身近で被災した人を支援したり、身近にもたくさんいろいろなことを必要としているケアがある。
身近に必要としている人たち、必要としていることは、震災前から変わらずあるのだ。

以前、阪神大震災の時、
ある重度の知的障がい者の施設の職員たちが、自分たちを必要としている人たちを置いて、
阪神大震災の被災地にボランティアで行ったことがあった。
施設は、普段でも人手がすくない。
結果は、もちろん想像通り。
利用している人たちの様子は悪化した。


私は、日常のことも忘れず、自分のできることすればいいと思う。
CMの受け売りじゃないけれど・・・「思い」→「思いやり」になるといい。
あの少年が、次回は思いを形にしたいと思い勇気を出して、荷物を持ってあげた
ように、思いにアクションが加わったら、それってすごいこと!!
それは、席を譲るでも十分。
この震災を通して、非日常だけでなく、このアクションが日常になるといいな。
そうしたら、よのなかやさしくなるよね~。